当法人職員が人命救助で表彰されました。

当法人職員が人命救助で表彰されました。

10月8日、キッズスペースみらい中道施設長が人命救助で大宮警察署から表彰を受けました。

中道施設長へのインタビュー

Qお迎えに行くときに倒れている方がいるのを発見したとのことですが、その時のことを教えてください。
・中道 その日は大変暑い日でした。お迎え途中に、人が倒れているのに気づき、声をかけましたが反応しないため、これはまずいぞ、どうにかしなきゃと思いました。声かけしながら状態を確認しました。時折大きな呼吸をする程度で反応がありませんでした。その時には、この後誰を呼ぶかなど冷静に判断できたと思います。2~3回声をかけても反応がないので、佐藤先生にすぐに見えるところにあったとやま病院に声をかけてくださいとお願いしました。また、通行中の人にも人手のためにいてもらい、呼びかけを継続しました。病院からAEDを持ってきてくれると思いました。

Qそのあとはどうしたのですか?
・中道 すぐに病院の方達が来てAEDの処置や対応をしている時に、急に意識して「どうしよう大丈夫かな」となって、落ち着こうと精一杯でした。警察に連絡したので日進交番から警察官の方が駆けつけてくれました。その後救急車が到着し搬送されました。(その救急車の中で呼吸・意識が戻ったそうです。)

Qクラブにいる先生とはどう連携しましたか?
・中道 いつも何かあったら連絡して対応するというチームワークができているので、古川先生には最小限の連絡をするだけで、理解してもらえ児童への対応もできました。

Q冷静な対応ができたのは、どうしてですか?
・中道 救命救急講習を受けていたことと、AEDや110番の家などの把握を日ごろからしていたことだと思います。

Q子どもたちには、どんな話をしましたか
・中道 「いざピンチな人に気づいても声をかけられないかもしれませんが、勇気をもって声をかけたことで命を助けることができました。
みんなも(一人で解決できないことに出会ったとしても)こうしよう、ああしようと友だちと相談しながら、がんばってみることで、心の成長にもつながるのではないか」 ということを伝えました。

子どもたちにも各クラブで「息をしていなかったおばあさんの命が助かったこと」「困っている人がいた時は勇気をもって声をかける・手助けをすることの大切さ」を話したところ、「できるかなぁ」「よし、やってみる」と言いながら、皆真剣な表情をして聞いていました。これからも冷静な判断と熱い心で児童クラブのためにがんばってください。

また、法人としても日頃からの安全や緊急時の対応についての取り組みの大切さを再確認し、今後もより一層その重要性を広めていきたいと思います。